病気、治療、療養のお話し

花粉症

スギやヒノキ、ブタクサ、イネなどに花粉によって引き起こされる花粉症(アレ ルギー性鼻炎)は現在、日本人の約3人に1人がかかっており「日本の国民病」と も言われている病気です。千葉県、茨城県、埼玉県は特に花粉症患者が多い県として知られて おり約2人に1人が花粉症という統計もあります。
花粉症は生命に影響を及ぼすことはほとんどありませんが、くしゃみ、鼻水、鼻 づまりなどの症状がひどくなると、仕事や勉強、家事、睡眠、外出などといった日 常生活に差し支えます。特に子供では学習能力に影響するとも言われています。そ のため、花粉症は積極的に治療することが望ましいと考えられています。
2014 年からスギ花粉症に対して「舌下免疫療法」(ゼッカメンエキリョウホウ) という新しい治療法が保険適応となりました。この治療は現在の内服薬などによる 治療法と異なり、スギ花粉症が完全になくなることが期待される治療法です。舌下 免疫療法はスギ花粉を口の中に毎日数分間含むことによって体をスギ花粉にならし ていくことで最終的には花粉症をなくす治療法です。欧米ではすでに数十年の歴史 がありその効果は十分に確かめられています。 スギ花粉症に毎年ひどく悩ませられている人にはぜひお勧めしたい治療法です。
“花粉症”のことでお悩みの方は、ぜひ一度ご来院ください。

睡眠中に「無呼吸」が繰り返される病気

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
睡眠は日中活動した脳と身体を十分に休息させるためのものですが、呼吸停止が 繰り返されることで身体の中の酸素が減っていきます。すると、その酸素不足を補 おうと身体は心拍数を上げます。そのため脳も身体も断続的に覚醒した状態になる ので、休息どころではありません。
この病気が怖いのは、寝ている間の無呼吸になかなか気付くことができないこと です。寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響 を及ぼし、気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があります。
まずは診察ですが、睡眠時無呼吸症候群の可能性が疑われる場合は、自宅で普段 通りに寝ながらできる検査から始められます。治療開始後は定期的に受診し、治療 効果や体調変化を確認し、症状の程度にあわせて治療方法を医師と一緒に検討して いきます。
“睡眠時無呼吸症候群”のことでお悩みの方は、ぜひ一度ご来院ください。

手足のつっぱりに対する治療法(ボトックス療法)

脳卒中でよくみられる運動(機能)障害に、四肢の筋肉が異常に緊張して動かし にくくなったりすることがあります。他にも手指が握ったままとなり開こうとして も開きにくい、肘が曲がる、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどの症状が あります。このような状態が長く続くと筋肉が固まって関節運動が制限され、日常 生活やリハビリテーションに支障をきたすので治療が必要となります。
食中毒の原因菌であるボツリヌス菌が作り出すボツリヌス毒素を筋肉に注射し、緊 張している筋肉の働きを抑制して、筋肉を緩める治療法です。ボツリヌス菌そのも のを注射するわけではないので、ご安心ください。 手足が動きにくかったり、手足がつっぱったり、筋肉の痛みに悩ませられている 人にはぜひお勧めしたい治療法です。
“手足のつっぱり”のことでお悩みの方は、ぜひ一度ご来院ください。